2024.11.08 05:31部誌用書き下ろしこんにちは。文芸研究同好会です。過去の部誌(刻15号・刻16号)の、ブログに掲載していない作品を公開します。※描写はすべてフィクションです。攻撃的な意図はございません。また、作者の自由な表現を尊重しています。ご意見のある方は、文芸研究同好会までご連絡ください。後部座席/鱸君じゃない人に会うから仕方なく袖の毛玉を切るひとつずつ似たような答が鈴のD香る線の隣でゆるみはじめた歌うたい余白に黄色を敷き詰めて財布も携帯電話も持たずひまわりの種を数えたその日から野に降る日ざしは知らない音春風と君は鋼の龍に乗り時を止めたり巻き戻したりそれなのに起承転結トロニヘと積んだ日夜に檸檬をそっと階段を上った暑さ空の青今日のために生きていたらしい別に誰も読んでないと思うから言っ...